広島といえば、戦国武将・毛利元就の「三矢の訓」が有名ですよね。
1本では簡単に折れてしまう矢も、3本まとまれば強くなって折れないという教えで、3人の息子たちに力を合わせて毛利家を盛り立てていくようにと諭した…という逸話は、皆さんよくご存知だと思います。
Jリーグ・サンフレッチェ広島のチーム名も、「3本の矢」からきているそうです。
私たち、アフィーレ広島の名前も、この逸話にあやかっています。
「アフィーレ」は、「8本の矢」を表すドイツ語をもとにした造語です。
アンプティサッカーは、フィールドプレーヤー6人とゴールキーパーによる7人制の競技ですが、サポーターや家族、スタッフら「+α」も含めて1つのチーム。5人制のブラインドサッカーも、選手のほかに監督とコーラー+α、4人制の電動車椅子サッカーは各選手の介助者を合わせた8人で戦っています。
チームの結束と絆の強さを表しているのが「8」という数字なのです。
A-pfeileのAは、数字の8を意味するドイツ語acht(アハト)から。
各チームとも8人が1つになって戦うことを表すために、A(1つの)だけを残しました。
pfeilは「矢」。複数形でpfeileです。
8本の矢が集まったアフィーレ広島各チームは、簡単には折れません。
ときには強靭に、ときにはしなやかに。挑戦を続けていきます。